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クラミジア感染症が3分でよくわかる疾患ガイド

クラミジア感染症とは?

クラミジア感染症(くらみじあかんせんしょう)とは?

クラミジア菌を持つパートナーと性行為に及んだ場合は、高い確率でクラミジア感染症を発症します。発症すると排尿時の痛みや頻尿などの症状が出ますが、軽微なために気付かない方も少なくありません。
放置すれば男性の場合、精巣上体炎などの合併症リスク、女性の場合は淋病や子宮頚管炎などに加え、不妊や早産・流産の原因になることもあります。

クラミジア感染症とは、クラミジア・トラコマチスと呼ばれる細菌に感染することで引き起こされる性病(性感染症)のことです。
性病の中でも報告例がもっとも多いことで知られ、米国では2012年にその数が140万件を超えました。
クラミジアの特徴として、感染しても症状が現れないケースも少なくありません。そのため、公式データより実数は多い可能性が高いと言えます。クラミジアの被害を最小限に抑えるためにも、わずかな症状・異変が見られたら必ず検査・治療を行いましょう。

クラミジア治療薬でクラミジア感染症の症状は改善されます。

クラミジアの主な症状は排尿痛や分泌物の排泄

おりものの異常、不正出血などクラミジア感染症の症状チェックリスト

性器クラミジアを発症すると、陰茎や腟内からの分泌物の排出、または排尿時の痛みや頻尿などの症状が起きます。自覚症状がまったく見られないケースもあり、症状に気付いたとしてもごくわずか、という例も少なくありません。

性器クラミジアは淋病(淋菌感染症)、腹膜炎、卵管炎などの合併症を引き起こす可能性が高く、中でも確率が高いのが淋病です。淋病とクラミジアは症状が共通している点が多く、検査を受けないと病原体が判然としない場合があります。仮にクラミジアに気付かず放置していると、不妊症や流産のリスクを高めることになるため危険です。わずかな症状でも気付いたら早めに検査を受けてください。

男性が性器クラミジアを発症した場合、排尿時に熱い物に触れたような痛みを覚え、陰茎から透明あるいは濁り色の排泄物が発生します。分泌量が少なく、症状が軽微なケースも少なくありません。中には排尿時の痛みがひどく、膿が排出されることもあります。

潜伏期間は1~3週間ほど。

通常、クラミジアは感染から1~3週間ほどの潜伏期間を経て発症に至ります。心当たりのある行為をした後、潜伏期間と同じ1~3週間ほどの期間が経ってから異常な症状が現れた場合には、高い確率でクラミジアに感染していることが考えられます。とはいえ、この潜伏期間はあくまで感染から発症までに最低限かかる時間に過ぎません。

クラミジアは自覚症状の出にくい疾患です。潜伏期間を過ぎても症状が現れずに、かなり時間が経ってから発症に至ることもあります。

原因は性行為による粘膜同士の接触

クラミジア感染症の原因菌であるクラミジア・トラコマチスは、主に泌尿器・生殖器に感染し、症状を引き起こします。菌を持つパートナーと性行為に及べば50%の確率で感染し、男女ともにさまざまな合併症のリスクファクターとなります。

クラミジア感染症の感染経路と感染の原因となる行為

クラミジアは性行為によってのみ感染する性病で、空気感染や間接キスによって細菌がうつることはありません。クラミジアは性器の粘膜だけでなく、咽頭(喉)にも感染することから、激しい接吻によって咽頭クラミジアに感染する例も見られます。

クラミジア菌を持つ異性と性行為やキスをしなければ、感染することはほとんどありません。しかし、先述のとおり自覚症状がほとんどなく、あったとしても軽微なためパートナーが感染している事実を知らずに菌をもらってしまうケースが少なくありません。

クラミジアは、その他の感染症や合併症の原因となる点にも注意が必要です。
性感染症診断治療ガイドライン2016によれば、クラミジアを発症した男性患者の感染部位の多くは尿道で、精巣上体炎の原因にもなります。

女性患者の場合、クラミジアは腹腔内に侵入して子宮や骨盤などの重要器官を脅かす存在になり、妊婦が感染すれば、絨毛膜羊膜炎を誘発して、子宮収縮を促せば早産・流産の原因となります。分娩時にクラミジアを発症した場合、新生児への影響も避けられません。

クラミジアの治療法は抗菌薬の服用

クラミジア感染症の治療薬と改善率のグラフ

基本的には、クラミジア感染症に対応する抗菌薬の服用だけで治療ができます。使用されるのは、抗菌薬アジスロマイシン、あるいはクラリスロマイシンまたはミノサイクリンなどです。前者は1回だけの単独投与、後者は7日間経口投与を続けて経過を見守ります。妊婦に対しては、妊娠中の使用でも問題ないとされるアジスロマイシンが投与されます。

現在では、クラミジア菌の耐性化が進んでいないアジスロマイシンが、クラミジア治療の第一選択薬として用いられます。
アジスロマイシンを配合してる薬としてジスロマックが挙げられます。
ジスロマックは高い有効性と「1回飲めば治せる」という優秀な利便性を兼ね備えているクラミジアの特効薬です。

一般的に、治療から完治までには3~4週間かかるとされています。パートナーに感染させないためにも、治療期間中には性行為を控える必要があります。また、特定の性交のパートナーがいる場合には、念のためパートナーも同時に治療を受けるのが望ましいと言えます。一方がクラミジアに感染している場合、高確率でそのパートナーにも感染がみられるためです。

クラミジアの治療後には再度検査を受けるようにしましょう。もし、治療に使った薬に対してクラミジアの菌が耐性を持っていた場合、菌を死滅させることができません。その場合には、クラミジア菌が耐性化していない別の薬に切り替えて、再度治療を行う必要があります。

予防方法はコンドームの着用と不特定多数の関係を持たないこと

クラミジアの一番の予防は、不特定多数の人間との性的関係を持たないことです。

クラミジアは感染しても必ず症状がでるわけではありません。クラミジアの感染者を見極めるのは困難です。仮に複数の性的なパートナーがいる場合には、定期的な検査を受けるようにしましょう。また、性風俗などに行った際には、性交の挿入時だけでなく、オーラルセックスも含む性的接触時にはコンドームを装着するよう心がけましょう。

クラミジアは性器の粘膜だけでなく、咽頭にも感染します。オーラルセックスによる喉から性器、性器から喉の感染を予防するためにも、初めからコンドームを着用して粘膜同士の接触を避けることが大切です。

疑わしい場合は早急に検査と治療を

クラミジアに感染すると、尿道や性器、あるいは咽頭の粘膜に菌が居住し、頻尿や炎症などを引き起こします。それらの症状に気付かないことも多く、放置すれば深刻な合併症や不妊、流産などのリスクも高まるため、わずかな異変が見られる場合でも早期に検査および治療を始めてください。

治療では抗菌薬を投与し、菌の検出が確認できなくなるまで続けられます。セックスは、治療が終わるまで控えるのが大原則です。自身が治療を受けると同時に、パートナーにも治療を受けてもらうよう相談してください。

 
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